タッチスライダ

最終更新日(2013/11/10)


何でタッチスライダ?

以前つくったオーディオミキサーのボリュームがパネルからにょきにょき出てるのがなんとなく嫌で代替案を考えました。
ボリューム代わりに使えたらいいなあと。


写真

こんなかんじ。



回路

回路図引くまでもなく。
写真に示してるとおりArduinoのAD入力にスライダパッド直結するだけです。
電子ボリュームにはNJW1159使用。データシートどおりに作成。


プログラム

Arduinoで用意されてる関数だけだとうまく作れないのでライブラリから作りました。

ライブラリ+サン プルプログラム

ライブラリの使用法はinit()してreadSldVal()を呼びだすだけなんですが。
作成したハードウェアごとに定数値を調べないといけません。

1.何も触れていない状態での各パッドのAD変換値。つまり基準値。( Nref )
2.次にパッドにべたーっと触った時の基準値からの変化量。( DMax )

以上をinit()に渡してやります。


タッチパッド

色々調べたらルネサスのpdfにわかりやすい資料がありました。
要約すると 

1.電極形状は山形にすると線形性が向上する。

2.山が多いほどパッド上下のどこでタッチしても差が少ない。
   でも多すぎると感度が悪くなる。

3.山が次のパッドに食い込むとタッチの線形性が向上する。

4.パッド間の間隔が短いと感度が悪くなる。

5.山が次のパッドに食い込むほど線形性が向上する。


ということで最適形状は大体決まってる模様。